2011-10-12

インド旅行記~花の谷

インド修行から3か月、早すっかり涼しくなってしまいました。
インド人もびっくりするほどスローペースでやっと花の谷になりました。

花の谷は標高3500 メートルに位置し、氷河に囲まれた広大な谷に約600種の植物が自生、
4月下旬氷河が溶け出す頃から9月まで一斉に花が咲き乱れる、まさに天上の花園。


ここはヒマラヤ!とはいえ、この景色をみると、「おじーさーん!」「ハイジー」と
叫びたくなってしまうのはハイジ世代だからでしょうか。


広い谷は一面緑に覆われ、両側は美しいスロープの岩山が続きます。
谷の前方には氷河をいただいた高峰が谷をふさぐようにそびえています。
ヒマラヤといえば険しい岩肌を持つ荒々しい山の世界を思い浮かべますが、
これほど美しい緑に覆われたところは初めてです。

まさに天上の花園

世界自然遺産の花の谷までは徒歩で約5キロと短い距離です。
道も整備されてとても歩きやすいのですが、なんせ標高が3600メートルと高いため、
人によっては少しあるくだけでも息切れてしまいます。

お金を払えば背負ってくれます

私たちは、ヒマラヤ経験者からのアドヴァイスで、出発前に高所トレーニングやスポーツジムで
筋力アップをはかってきたので、息切れすることなく花の谷を満喫できました。

今回の旅でもう一度いきたいと思うのがこの花の谷です。
それほどに美しく、そして2度と同じ景色、同じ空、同じ時を得ることはできないとわかるから。

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