2009-08-28

つつがなく普通

自分に起きた出来事の結果を「良い」or「悪い」の2極で判断しない。
今の自分ができることを(与えられたこと)に専念すること。
とカルマ・ヨーガを学びました。

とはいえ、心の癖は簡単には直らないもの。
日常生活では心はすぐに「成功」・「失敗」で判断して、
気持ちもアップ・ダウンを繰り返します。
(でも以前に比べれば、そうなりそうな自分に気づけるようになりました。)

この考え方を簡単に変えてくれそうな本を見つけました。
「偶然のチカラ」植島啓司(集英社)
この中の一部を抜粋します。
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もし飛行機が空港に着く時に事故にあったら、われわれはそれを「不運」と呼び、(中略)
では、飛行機が無事に着いたとして、われわれはそれを「幸運」と思うだろうか。
たしかにホッとすることはあっても、きっと幸運とまでは思うまい。
つまり、ひとつの行為の結果がプラスで「当たり前」、マイナスで「不運」というのはいかにも
不公平ではないかということにある。

われわれは人生の座標軸を ①幸運 ②普通(つつがなく) ③不運

という3極で考えるべきではないのだろうか?
すると、その比率は5%, 90%, 5%くらいになるはずだ。
ところが普通(つつがなく)の90%は通常見えにくくなっている。
普通(つつがなく)は本来感謝すべきことなのに、だれもがそれを忘れてしまっている。
それに気がつくのは、病気をしたり、監獄に入れられたり、死が近づいているのを実感したときだけ。
われわれはいつも「不運」だけをクローズアップしてしまうのだ。「なぜ、自分はこんなに不運なのだろうか」と。

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普通に暮せることって幸せ。


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